私の忍活歴〜その2〜
こんにちは、かみつれです。
前回からのつづきです。
その1はこちらから↓
https://c5kamille.hateblo.jp/entry/2023/01/12/154221
ピルを止めてからタイミング法開始まで
2019年末に結婚式を挙げ、翌年の頭に新婚旅行でイタリアはフィレンツェに数日間滞在しました。
実はこの頃のイタリアはコロナ流行寸前でした。私たちが帰国後にイタリアでコロナによる初めての死者が出たとのことだったので、本当にギリギリな新婚旅行でした…
そして、旅行から帰ると同時にピルの服用を止めました。
一応、かかりつけ医に急に止めて大丈夫かを尋ねていましたが「いつ止めても問題ない」とのこと。
そしていつ授かってもいいように、葉酸サプリを飲み始めました。
それから3,4ヶ月は様子を見たでしょうか…
ぜんっぜん来ないんです、生理!
なんとなく覚悟はしていましたが、やっぱりダメかという感じで、当時つけていた基礎体温もガッタガタでした。
自然に生理来るのを待つ間、近所の漢方薬局に通ってみることに。漢方は毎月約3万円となかなか辛い出費でしたが、本格的な不妊治療ができるクリニックに転院するまでの半年間ほど頑張って続けました。
結果論ですが、私には必要なかったかな…と今は感じています。効果があったかと言われれば正直無いですし、何より高すぎです。毎回おじちゃんによる謎の講義を聞かされるのも苦痛でした(笑)。
もちろん体質によっては効果を感じられらる方もいると思いますし、実は目に見えていないだけで私にも何かしらの効果があったのかもしれません。転院先のクリニックが「当院で処方された以外の薬は服用禁止」だったのもあり、漢方はそれまでとなりました。
漢方を飲み始めて少しした後
「生理がちゃんと来ないことにはガッタガタな基礎体温表といくら睨めっこしてもタイミングなんかとれる訳ないだろー!」
と思い至りかかりつけのクリニックでタイミング法を開始しました。
タイミング法〜ステップアップまで
まず私は
①飲み薬のクロミッドで卵胞を育て数日後に内診で大きさを確認
②十分に育ったところで排卵を誘発する注射を打ち先生に指定された日にタイミングをとる
③飲み薬のデュファストンで黄体ホルモン補充をする
という流れで始めました。
1回目、2回目と回数を重ねるうちに、PCOSの影響もあり卵胞が上手く育たない(クロミッドが効きづらい)ことが増えました。3回目あたりからはクロミッドの量を増やして様子を見ました。
そしてあんなに不順だった生理は、この治療を開始してから28〜31日周期で来るようになりましたし、基礎体温も安定してきました。ただ、生理が来たら来たで「あー今周期もダメだったか…」という何とも言えない悲しみに苛まれるという皮肉な状況。
夫が協力的かつ無理なら無理で2人で楽しく暮らそーぜ思考なのが本当に救いでした。
2021年に突入したところで、そういえばまだやってなかったね的な感じで(笑)卵管造影検査をしました。卵管が詰まっていると痛いと聞いていたのでビクビクしていましたが、まったくの無痛!当然結果も異常なしでした。
この頃からはクロミッドに代わって、ゴナールエフを自己注射するようになっていました。
そうこうして合計6回ほどこちらのクリニックでタイミング法を頑張りましたが、授かることができませんでした。
先生からは事前に「目安はタイミング法を6,7回でステップアップかな」と聞いていたので、迷わず不妊治療専門クリニックへの紹介状を書いてもらうことにしました。
〜次につづく〜
私の忍活歴〜その1〜
こんにちは、かみつれです。
現在妊娠中の私ですが、約2年間の不妊治療を経験しました。
自分の備忘録も兼ねて、何回かに分けて治療について書いていこうと思います。
10代〜結婚まで
私は10代の頃からずーっと生理不順でした。
ただ、それ以外は特に月経による不調(経血過多、重度のPMS等)はありませんでした。
大学に入学した頃から生理不順がひどくなった(2,3か月に1度来るか来ないか)ことと、当時付き合っていた方との避妊を確実にするため、ピルを飲み始めました。
余談ですが…
うちの母は婦人科にかかることを凄く恥ずかしがるタイプでした。
どうしてもという時も女医さんじゃないと絶対イヤ!と言い張っていたのを思い出します。
その一方で私は、ピル処方のためよく通っていたこともあり(先生も良い方だったし)、内診もピルを飲むことにも全く抵抗なかったです。
今思えば、若い頃から婦人科に通うことに抵抗感をなくしておくことって大事だよなと感じます。
その大学時代に通っていた婦人科での内診で
の疑いがあることが分かりました。
最近ではタレントさんが公言されていたりして、不妊要因のひとつとして認知されてきている感があります。
詳しくは書きませんが、ホルモンバランスの影響等により、通常毎月ひとつの卵胞しか排卵しないはずの卵巣に、複数個の卵胞が真珠のネックレス状に留まってしまい上手く排卵できなくなっている状態のことを言います。
詳しく知りたい方はこちら↓
当時の先生からは
「今はピルで様子見てていいけど、将来子どもが欲しいとなったら出来にくいことがあるかもしれないね」
と言われました。
私は学生だったこともあり「ふーん」程度に聞きましたが、この時に「私は子どもを授かりにくい身体かもしれない」と自覚できたことが、その後の不妊治療に活かされたなと思っています。
大学卒業後、就職して29才で結婚するまでピルの内服を続けました。
〜次につづく〜